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Posted by naturum at

2017年12月23日

ベール下がり修理そしてドラグのATD化

さてっ

前回のOHに引き続きベール下がり修理とドラグのATD化の話

まずベール下がり

症状はこちら



で修理後



だいぶベールの角度がちがいますよね。

ベールの根元にあるベール受けという部品と、それがはまっているローターの部分が磨耗して起こる現象。

この症状が進むとベールが下がる→必然的にラインローラー部は上がる→糸がスプールの上のほうに寄って巻かれる

ライントラブル続出という流れ

つか、一日数百回も摺動するところなのに、カラーもベアリングも入っていない。

磨耗しない工夫をするどころか、磨耗してベールが下がったらワッシャーでスプールのほうを上げて調整してというスタイル

工業製品として欠陥品だろ

これをメーカー修理に出すと、ベール受けとローターの修理交換費用13000円となる(ふざけてますよね)

(2015年以降はカラーが入っているので、それを交換すればよくなったらしい)

で、これを自分で修理することに。

やり方はけっこう他の人もブログ書いているので詳しくは書かないがやり方はいくつかある




今回したのは真ん中の丸い筒がはまっている部分の周りの極わずかな隙間にカラーを入れること

これだけでガタが改善しベールが下がらない。

カラーといっても、コンビニのコーヒー用ストロー(太さ6mmなのでジャストサイズ)を2.5mmだけ輪切りにし差し込むだけ!!


軽微なベール下がりはこれで改善。写真の通り。

ちなみにローター側のストッパーの役目をしている部分が磨耗しているとさらに小細工が必要になる。







さて、ドラグのATD化

最近のダイワのドラグ良いですよね。。

瞬間的な引っ張りでも一気に糸が出ないし、ずっとジリジリ出るような感じで。


このリールはUTDだけど、ATDにしたいってことで





ベアリングを含め全て脱脂、ATDワッシャーを組みこむだけ(笑)

ATDフィネスドラグ用なので500円で済んだ。

キャンペーンしてたけど、メーカーに頼むと4000円だっけ?

自分でやったほういいわな。ちなみにフィネスじゃないリールは3枚使うので1500円。



あとはパーツ磨きもしておいた。

スプールはバフがけ、メッキはコンパウンドで鏡面仕上げ
ハンドルやノブもヤスリ600番で傷消し→1000→1500→2000→バフがけでツルツルに





これにてフルOH完成

費用?

ベアリング代約4000円
ATDドラグワッシャー 500円


他・・・グリス・オイル等代





こりゃルビアスのほうもOHするしかないな!!















  

2017年12月22日

マグシールド再生 セルテート フルオーバーホール

さてっ



前回のブログでも触れていた10セルテート

最初の2年くらいは巻き心地が良かったものの

ここ2年ほどはゴリゴリシャリシャリが出てきていた。

マグシールドがあるのでメンテナンスをためらっていたがもう限界(笑)



それで色々調べていくと、マグシールドは2-3年で揮発してなくなることも多いとのこと

あと、ヤフオクで高品質のマグシールド代替オイルがあるとの事。

5年使ったリールなので、どーせだからフルOHしたいし。

メーカーだと適当にベアリング交換ワンウェイクラッチ交換OH代金・・・・・

おそらく15000円はかかるだろう


それなら、自分でオーバーホールしよう!!




ということで全ベアリング交換のため、サイズを確認しミネベア製のベアリングを注文

全部交換はやりすぎだと思うけど、まぁ安いからね・・・


全部で12個3500円位、メーカーOHだったらベアリングだけで軽く10000円はいくだろうな。

あとカスタムとしてヘッジホッグスタジオより、ATDドラグワッシャーを取り寄せ。

オイルはIOSファクトリーの02を、グリスもIOSを用意。

他必要なものを揃え開始。








これがマグシールド、写真でも分かるけど揮発して下の緑色が見えてしまっている(拡大しないと見えないか(汗

これじゃ巻き感も悪くなるわけだ



で、次にワンウェイクラッチ




ダイワのシャリシャリ感はほぼここが原因

ワンウェイクラッチと、ベアリング交換でシャリ感は消えるはず。

といってもベアリングは交換できるが、ワンウェイクラッチはメーカーが売ってくれないので交換不能

ダイワは修理対応しか受け付けない。

メンテナンスして使うしかないのだが、まずパーツクリーナーにどぶ漬けし

中に入っている金属部分を、めん棒で少しづづ回転させながらきれいにする

大体グリスが上がったり、オイルが入っているので完全に脱脂し、綺麗にしておく

くれぐれも念入りにしておいたほうがいい。

きれいになったらIOS-02を金属部分とバネのところにたっぷり付けていく(他のオイルやグリスは厳禁です、逆転しちゃって使い物にならなくなります)

金属の磨耗とかの部品劣化が起きていなければこれでバッチリ






このあとは簡単、各部分をばらしパーツクリーナで脱脂し歯ブラシで洗浄、あとは組み立て

グリスはメインギアにのみ、米粒3くらいの極少量

ベアリングは新品だが一度脱脂してから、オイルにどぶ漬けしたものを使う

ベアリングはめるときは硬いものでコンコンしながら確実にはめていき

最後部品が余らなければ完了




で問題のマグシールド再生




左に小さく見えているビンがマグオイル

純正より高品質で揮発しないらしい。たしかに評判も良いので大丈夫でしょう


プラスチックの楊枝の先で2滴くらい、隙間にたらすだけでスッっと全体に広がる。

意外と簡単でした。

といっても、オーバーホール自分でできるからマグシールドなくてもいいんだけどね。。。。。。



完成




すこし盛り上がるくらいに多めに入れてみた。

かなりいい感じ。。。。







完全に組んでみるとシャリ感は完全に消えたが、やっぱりゴリ感が残った。

といってもこれは想定内

グリス量が変化すると必ず起きること。

これはハンドル部分のエンジンプレートを開けて座金をたせばOK 

リールのゴリ感がある人はこれだけでも試してみると良いだろう


「ハンドルを上にして巻くとあまりゴリゴリしないのに、下にしてまわすとゴリゴリする」

もしくは逆の症状。

あと「回転してみてハンドル上死点や下死点で違和感があるような症状」

これは、たいていグリスが飛んだか、メインギアの磨耗によりかみ合わせが悪くなってゴリ感につながる



こんな症状は大体これで治るはず。塩ガミとか、ギアの磨耗が進んだのは論外だけどね・・・


モノタロウなどでステンレス製10×18×0.01の シムリング というものを買って(最近のリールはヘッジホッグで15.4ミリのを購入可)





ここに入れて調整。0.01ミリというと髪の毛より薄いけど劇的に変わります。

今回は2枚入れて調整。


ゴリ感シャリ感が完全に消えただけでなく

新品ベアリング+IOS02のおかげでしっとりとした、最近の新品リールのようなまき心地に!!


やっぱり道具はメンテナンスして長く使うほうがいいね。

プラモ好きの友達に手伝ってもらい、自分でエアブラシでペイントした10セルテートなので愛着あるんだよね。

あと10年くらいは使いたいですね。




次回はベール下がり修理と、ドラグATD化でアップします


んじゃまた














  

2017年12月06日

シーズン終了

さてっ

月のきれいな日




11月中に3度ほど外洋に繰り出してみたがシーバスからのコンタクトはありませんでした。

さらに、この日はライントラブル続出で心が折れました。

例年だと11月前半くらいは勝負になるんだけど、今年はいかんせん寒くて駄目ですねー


ヒラメは今年は狙っていないのでこのままシーズン終了にします。。






先月竿を折った時、リールもぶつけたせいかライントラブル続出!!

なので思い切ってリールを新調



15ルビアス3012H

ヤフオクで新品21000円で購入

(しかもなんとヤフオクくじが当たってトータル25パーセントポイントバック!)


調子に乗ってフルベアリング化。

ハンドル部とラインローラはシルキーさが劇的に変わる。

スプール部は足してもほとんど意味ないのは分かっちゃいるけどプラスする。

トータルでベアリング+4個



ウルクスのハンドルノブはボディ色に合わせて黒に。

さらにお守り君プレミアムのカーボンブラックを装着。

ラインは色々悩んだ結果G-soul8Xアップグレード1.0号に

とりあえず予算の3万を大幅に切ったので大満足。




今まで使っていた12ルビアスと、10セルテはそろそろ修理&オーバーホールだなぁ

とりあえずハンドルと、ラインローラー分のベアリングは注文しておこう。

中まで自分で分解しても良いけどマグシールドがなぁ。。。



悩みますな。。。。


んじゃまた
















  

Posted by sasukeshi at 21:50Comments(0)シーバス釣行