2017年12月22日
マグシールド再生 セルテート フルオーバーホール
さてっ
前回のブログでも触れていた10セルテート
最初の2年くらいは巻き心地が良かったものの
ここ2年ほどはゴリゴリシャリシャリが出てきていた。
マグシールドがあるのでメンテナンスをためらっていたがもう限界(笑)
それで色々調べていくと、マグシールドは2-3年で揮発してなくなることも多いとのこと
あと、ヤフオクで高品質のマグシールド代替オイルがあるとの事。
5年使ったリールなので、どーせだからフルOHしたいし。
メーカーだと適当にベアリング交換ワンウェイクラッチ交換OH代金・・・・・
おそらく15000円はかかるだろう
それなら、自分でオーバーホールしよう!!
ということで全ベアリング交換のため、サイズを確認しミネベア製のベアリングを注文
全部交換はやりすぎだと思うけど、まぁ安いからね・・・
全部で12個3500円位、メーカーOHだったらベアリングだけで軽く10000円はいくだろうな。
あとカスタムとしてヘッジホッグスタジオより、ATDドラグワッシャーを取り寄せ。
オイルはIOSファクトリーの02を、グリスもIOSを用意。
他必要なものを揃え開始。


これがマグシールド、写真でも分かるけど揮発して下の緑色が見えてしまっている(拡大しないと見えないか(汗
これじゃ巻き感も悪くなるわけだ
で、次にワンウェイクラッチ

ダイワのシャリシャリ感はほぼここが原因
ワンウェイクラッチと、ベアリング交換でシャリ感は消えるはず。
といってもベアリングは交換できるが、ワンウェイクラッチはメーカーが売ってくれないので交換不能
ダイワは修理対応しか受け付けない。
メンテナンスして使うしかないのだが、まずパーツクリーナーにどぶ漬けし
中に入っている金属部分を、めん棒で少しづづ回転させながらきれいにする
大体グリスが上がったり、オイルが入っているので完全に脱脂し、綺麗にしておく
くれぐれも念入りにしておいたほうがいい。
きれいになったらIOS-02を金属部分とバネのところにたっぷり付けていく(他のオイルやグリスは厳禁です、逆転しちゃって使い物にならなくなります)
金属の磨耗とかの部品劣化が起きていなければこれでバッチリ

このあとは簡単、各部分をばらしパーツクリーナで脱脂し歯ブラシで洗浄、あとは組み立て
グリスはメインギアにのみ、米粒3くらいの極少量
ベアリングは新品だが一度脱脂してから、オイルにどぶ漬けしたものを使う
ベアリングはめるときは硬いものでコンコンしながら確実にはめていき
最後部品が余らなければ完了
で問題のマグシールド再生

左に小さく見えているビンがマグオイル
純正より高品質で揮発しないらしい。たしかに評判も良いので大丈夫でしょう
プラスチックの楊枝の先で2滴くらい、隙間にたらすだけでスッっと全体に広がる。
意外と簡単でした。
といっても、オーバーホール自分でできるからマグシールドなくてもいいんだけどね。。。。。。
完成

すこし盛り上がるくらいに多めに入れてみた。
かなりいい感じ。。。。
完全に組んでみるとシャリ感は完全に消えたが、やっぱりゴリ感が残った。
といってもこれは想定内
グリス量が変化すると必ず起きること。
これはハンドル部分のエンジンプレートを開けて座金をたせばOK
リールのゴリ感がある人はこれだけでも試してみると良いだろう
「ハンドルを上にして巻くとあまりゴリゴリしないのに、下にしてまわすとゴリゴリする」
もしくは逆の症状。
あと「回転してみてハンドル上死点や下死点で違和感があるような症状」
これは、たいていグリスが飛んだか、メインギアの磨耗によりかみ合わせが悪くなってゴリ感につながる
こんな症状は大体これで治るはず。塩ガミとか、ギアの磨耗が進んだのは論外だけどね・・・
モノタロウなどでステンレス製10×18×0.01の シムリング というものを買って(最近のリールはヘッジホッグで15.4ミリのを購入可)

ここに入れて調整。0.01ミリというと髪の毛より薄いけど劇的に変わります。
今回は2枚入れて調整。
ゴリ感シャリ感が完全に消えただけでなく
新品ベアリング+IOS02のおかげでしっとりとした、最近の新品リールのようなまき心地に!!
やっぱり道具はメンテナンスして長く使うほうがいいね。
プラモ好きの友達に手伝ってもらい、自分でエアブラシでペイントした10セルテートなので愛着あるんだよね。
あと10年くらいは使いたいですね。
次回はベール下がり修理と、ドラグATD化でアップします
んじゃまた
前回のブログでも触れていた10セルテート
最初の2年くらいは巻き心地が良かったものの
ここ2年ほどはゴリゴリシャリシャリが出てきていた。
マグシールドがあるのでメンテナンスをためらっていたがもう限界(笑)
それで色々調べていくと、マグシールドは2-3年で揮発してなくなることも多いとのこと
あと、ヤフオクで高品質のマグシールド代替オイルがあるとの事。
5年使ったリールなので、どーせだからフルOHしたいし。
メーカーだと適当にベアリング交換ワンウェイクラッチ交換OH代金・・・・・
おそらく15000円はかかるだろう
それなら、自分でオーバーホールしよう!!
ということで全ベアリング交換のため、サイズを確認しミネベア製のベアリングを注文
全部交換はやりすぎだと思うけど、まぁ安いからね・・・
全部で12個3500円位、メーカーOHだったらベアリングだけで軽く10000円はいくだろうな。
あとカスタムとしてヘッジホッグスタジオより、ATDドラグワッシャーを取り寄せ。
オイルはIOSファクトリーの02を、グリスもIOSを用意。
他必要なものを揃え開始。


これがマグシールド、写真でも分かるけど揮発して下の緑色が見えてしまっている(拡大しないと見えないか(汗
これじゃ巻き感も悪くなるわけだ
で、次にワンウェイクラッチ

ダイワのシャリシャリ感はほぼここが原因
ワンウェイクラッチと、ベアリング交換でシャリ感は消えるはず。
といってもベアリングは交換できるが、ワンウェイクラッチはメーカーが売ってくれないので交換不能
ダイワは修理対応しか受け付けない。
メンテナンスして使うしかないのだが、まずパーツクリーナーにどぶ漬けし
中に入っている金属部分を、めん棒で少しづづ回転させながらきれいにする
大体グリスが上がったり、オイルが入っているので完全に脱脂し、綺麗にしておく
くれぐれも念入りにしておいたほうがいい。
きれいになったらIOS-02を金属部分とバネのところにたっぷり付けていく(他のオイルやグリスは厳禁です、逆転しちゃって使い物にならなくなります)
金属の磨耗とかの部品劣化が起きていなければこれでバッチリ

このあとは簡単、各部分をばらしパーツクリーナで脱脂し歯ブラシで洗浄、あとは組み立て
グリスはメインギアにのみ、米粒3くらいの極少量
ベアリングは新品だが一度脱脂してから、オイルにどぶ漬けしたものを使う
ベアリングはめるときは硬いものでコンコンしながら確実にはめていき
最後部品が余らなければ完了
で問題のマグシールド再生

左に小さく見えているビンがマグオイル
純正より高品質で揮発しないらしい。たしかに評判も良いので大丈夫でしょう
プラスチックの楊枝の先で2滴くらい、隙間にたらすだけでスッっと全体に広がる。
意外と簡単でした。
といっても、オーバーホール自分でできるからマグシールドなくてもいいんだけどね。。。。。。
完成

すこし盛り上がるくらいに多めに入れてみた。
かなりいい感じ。。。。
完全に組んでみるとシャリ感は完全に消えたが、やっぱりゴリ感が残った。
といってもこれは想定内
グリス量が変化すると必ず起きること。
これはハンドル部分のエンジンプレートを開けて座金をたせばOK
リールのゴリ感がある人はこれだけでも試してみると良いだろう
「ハンドルを上にして巻くとあまりゴリゴリしないのに、下にしてまわすとゴリゴリする」
もしくは逆の症状。
あと「回転してみてハンドル上死点や下死点で違和感があるような症状」
これは、たいていグリスが飛んだか、メインギアの磨耗によりかみ合わせが悪くなってゴリ感につながる
こんな症状は大体これで治るはず。塩ガミとか、ギアの磨耗が進んだのは論外だけどね・・・
モノタロウなどでステンレス製10×18×0.01の シムリング というものを買って(最近のリールはヘッジホッグで15.4ミリのを購入可)

ここに入れて調整。0.01ミリというと髪の毛より薄いけど劇的に変わります。
今回は2枚入れて調整。
ゴリ感シャリ感が完全に消えただけでなく
新品ベアリング+IOS02のおかげでしっとりとした、最近の新品リールのようなまき心地に!!
やっぱり道具はメンテナンスして長く使うほうがいいね。
プラモ好きの友達に手伝ってもらい、自分でエアブラシでペイントした10セルテートなので愛着あるんだよね。
あと10年くらいは使いたいですね。
次回はベール下がり修理と、ドラグATD化でアップします
んじゃまた
Posted by sasukeshi at 16:40│Comments(0)
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